NotebookLM MCPでLTスライドを自動生成する仕組みを作った
2026/03/22 02:07 公開
皆さん、こんにちは。今回はClaude CodeからNotebookLM MCPを使って、LTスライドの生成を自動化した話をシェアします。
「コマンド一発でLTスライドがPPTXで出てくる」——ソーステキストの作成からNotebookLMでのスライド生成、ダウンロードまで全自動です。
やりたかったこと
勉強会やLTの登壇前にスライドを作るの、地味に面倒ですよね。内容は頭にあるのに、スライドツールを開いてレイアウト考えて…という作業が億劫で。
NotebookLMのスライド生成機能が結構いい感じだったので、これをClaude Codeのskillsから呼べるようにしたら、開発の延長線上でスライドまで出来上がるのでは?と思って作りました。
NotebookLM MCPとは
NotebookLMには公式APIがありますが、スライド生成には非対応です。そこでnotebooklm-mcp-cliという非公式のMCPサーバーを使います。
ブラウザのCookieで認証して、NotebookLMの内部APIを叩く仕組みです。非公式なのでいつ壊れるかは分かりませんが、現時点(2026/03/21時点)ではスライド生成・ダウンロードまで問題なく動いています。
インストールは簡単です。
codepip install notebooklm-mcp-cli nlm login
nlm login でブラウザが開いてGoogleログインするだけで認証完了。Claude CodeにMCPサーバーとして追加すれば使えるようになります。
スライド生成の流れ
全体の流れはこうです。
- スライド用テキストを作成 — 会話内容やmdファイルから、発表時間に応じた構成テキストを生成
- NotebookLMにノートブック作成 — MCP経由で新規ノートブックを作る
- ソースとして追加 — スライド用テキストをノートブックのソースに追加
- スライド生成を実行 — studio_createでスライドデッキを生成開始
- 完了までポーリング — studio_statusで30秒間隔でステータスを確認
- PPTXダウンロード — 完了したらPPTX形式でダウンロード
focus_promptでデザインが変わる
NotebookLMのスライド生成にはfocus_promptというパラメータがあり、ここにデザインの指示を入れるとスライドの雰囲気が変わります。
例えば「ビジネス感あふれる洗練されたデザインで」と指定するとモノトーンでプロフェッショナルなスライドに、「ゆるくかわいい感じで」と指定するとポップなイラスト入りのスライドになります。
このfocus_promptをテンプレート化して、skillsの引数で切り替えられるようにしました。
- business — プロフェッショナルで図解・フローチャート重視
- pop — ゆるかわで親しみやすい
- tech — エンジニア向け、コード・アーキテクチャ図
- minimal — 余白多め、1スライド1メッセージ
全テンプレート共通で「絵文字は使用禁止」を入れています。絵文字が入ると途端にダサくなるので。
発表時間でスライド枚数を調整
skillsの引数で発表時間を指定すると、それに応じたスライド枚数でテキストを構成します。
- 1分 → 3〜4枚
- 3分 → 8〜10枚
- 5分 → 12〜15枚
- 10分 → 20〜25枚
実際に動かしてみた結果
3分LTのスライドを生成してみました。ソースはnote記事のmdファイルです。
business版は9枚のスライドが生成され、モノトーン+グリッド背景でプロフェッショナルな印象。フローチャートや比較表が自動で入っていて、LTとして十分使えるクオリティでした。
pop版は8枚で、イラスト多めのゆるかわデザイン。ただし絵文字が入ってしまったので、テンプレートに「絵文字禁止」を追加しました。
注意点
- 生成に時間がかかる — スライド1セットで5〜10分かかります。skillsではポーリングで待機する設計にしています
- PPTXの中身は画像ベース — 1スライド=1枚のPNG画像なので、テキスト編集はできません。Canvaにインポートして編集する運用です
- 非公式APIのリスク — NotebookLMの内部APIに依存しているので、Google側の変更で動かなくなる可能性があります
skillsの使い方
code# 基本(会話内容からbusiness風5分LT) /lt-slide AIツールの活用事例 # スタイル指定 + 発表時間 /lt-slide --style=pop --minutes=3 開発自動化の話 # mdファイルをソースに /lt-slide --source=./article.md --minutes=3 # 既存ノートブックでスタイル変えて再生成 /lt-slide --notebook=ノートブックID --style=tech
まとめ
NotebookLM MCP + Claude Code skillsで、ソーステキスト作成→スライド生成→PPTXダウンロードまでをコマンド一発で実行できる仕組みができました。
- focus_promptでデザインのテイストを制御できる
- テンプレート引数でスタイルを簡単に切り替え可能
- 発表時間に応じてスライド枚数を自動調整
- 既存ノートブックでプロンプトだけ変えて再生成もできる
LT登壇前の「スライド作るの面倒」が解消されます。ぜひ試してみてください。
技術スタック
- Claude Code — Anthropic公式CLI(skills機能)
- notebooklm-mcp-cli — NotebookLM非公式MCPサーバー(スライド生成)
- NotebookLM — Google製ノートブックAI(スライドデッキ生成エンジン)
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